教育訓練給付の受講料、総額表示か資料請求誘導か
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資料請求をする前に、希望するコースの料金表まで進んでください。 紹介ページに金額がなくても、下層のコース別ページには税込価格が載っている場合があります。比較するのは受講料の見出しだけでなく、教材・送料などを含む支払総額と、割引の適用条件です。
- 01希望コースの料金表税込総額と、割引対象のコース・期間を読む
- 02費用に含むもの入学金、教材、送料、試験対策などを分ける
- 03指定と本人の条件講座単位の指定を検索し、給付額は別に確かめる
このページの6社比較は2026年9月21日に開いたページの記録で、現行価格の比較ではありません。10月10日にはクレアールのコース別料金表を確認し、「資料請求しないと価格が分からない」という以前の説明を訂正しました。
当時確認したページでは5社に金額表示
2026年9月21日に開いたページでは、次の5社に具体的な金額(税込)がありました。現行の価格を横並びに再確認した表ではありません。
| スクール | 表示のしかた |
|---|---|
| Winスクール | 受講料・入学金・教材費を項目ごとに税抜/税込で表示 |
| アガルートアカデミー | 講座ページに税込の総額を表示 |
| ヒューマンアカデミー | 受講費用の税込総額と、給付適用後の実質額を併記 |
| ユーキャン | 一括払いと分割払いの総計を、どちらも税込で表示 |
| 資格スクール大栄 | 講座ページに受講料を税込で表示 |
Winスクールは受講料・入学金・教材費の3項目を分けて出しています。
Winスクールはすべてのコースにおいて、追加料金が一切かからない明確な料金システムを採用しています。
実際の講座ページには「受講料:税抜152,000円(税込167,200円)」のように、3項目それぞれの税抜・税込が並んでいました(2026-09-21確認)。
ユーキャンのFP講座は、一括と分割の両方を税込で出しています。
一括払い:61,000円分割払い:4,400円×14回(14ヵ月)= 総計:61,600円(税込み・送料当社負担)
この引用は2026年9月に確認した割引表示です。分割の総額61,600円と一括61,000円は異なります。現在の販売価格や割引期限を示すものではないため、申し込む時点の費用ページで確認してください。
このFP講座は、同じ費用ページで一般教育訓練の対象講座とされています。ただし、販売価格と給付対象経費が一致するとは限りません。率と上限は一般教育訓練の給付金は20%で上限10万で確認し、支払い前に講座名と自分の受給条件を確かめてください。
クレアールも、コース別ページには受講料表がある
「リーズナブルな受講料」という紹介ページには、安さの理由と次の説明があり、具体的な金額はありません。
クレアールの受講料は他校に比べて安価で入学金は不要です。
そこから初学者対象コース、科目別レギュラーコースへ進みます。一般価格と月別の割引価格が並ぶ受講料表があります。2027年合格目標の科目別レギュラーコースには、費用の範囲も示されています(2026-10-10確認)。
入学金、教材費、消費税、送料込み
紹介ページに金額がないことから、学校の料金がすべて非公開とは判断できません。この例では資料を取り寄せる前にコース別料金を読めます。期間限定の価格は申込時の条件を確認し、選択する保証などのオプション費用を別に扱ってください。このページの料金表示だけで教育訓練給付の指定を判断することもできません。
資料請求のボタンだけでは、価格省略の条件は確認できない
特定商取引法11条1項1号は、通信販売の広告に販売価格を表示することを求めています。
商品若しくは権利の販売価格又は役務の対価(販売価格に商品の送料が含まれない場合には、販売価格及び商品の送料)
ただし同じ条文には、ただし書きがあります。
全文を開く(129字)
ただし、当該広告に、請求により、これらの事項を記載した書面を遅滞なく交付し、又はこれらの事項を記録した電磁的記録を遅滞なく提供する旨の表示をする場合には、販売業者又は役務提供事業者は、主務省令で定めるところにより、これらの事項の一部を表示しないことができる。
消費者庁の通信販売の解説では、必要事項を記載した書面等を遅滞なく提供する旨の表示が条件です。さらに、請求に応じて実際に提供できる措置が必要とされています。申込みを決める前に、十分な時間の余裕をもって提供するという説明です(2026-10-10確認)。
資料請求フォームがあるだけで、この条件を満たすとは断定できません。以前の記事はクレアールの資料請求導線だけから条件を満たすと説明していましたが、実際の提供内容・時期まで確認していないため、その判断を取り消しました。価格を見つけられない場合も、すぐ違反と決めるのでなく、対象コースの料金表と表示の省略条件を別々に確かめます。
クレアールの例は、紹介ページとコース別料金表の役割が違うことを示します。前者は特徴、後者は一般価格・割引価格と費用に含む範囲を読む場所です。希望するコースが決まったら、後者の金額を他校の同じ費用範囲と比べます。
教材の送料も、支払総額の一部
11条1項1号は送料を含まない場合の表示にも触れています。
(販売価格に商品の送料が含まれない場合には、販売価格及び商品の送料)
送料が価格に含まれないなら、送料も表示しなければならないという書き方です。テキストや教材を郵送する通信講座では、この送料が別料金になっていないかも確認する材料になります。
ユーキャンのFP講座の費用ページには、この点がはっきり書かれていました。
送料は当社が負担致します。
当時開いた他社の該当ページで送料の表示が見つからなかったことは、送料が別にかかるという意味ではありません。郵送教材があるコースなら、申込画面や規約でもう一度確認します。
読者が確かめる順序
受講料の見せ方が違っても、教育訓練給付の対象かどうかは別に確かめる必要があります。指定はスクール単位ではなく講座単位だからです。
- 希望コースの料金表を開く。税込価格、割引の期限・対象、追加費用を分けてメモする
- 出ていない場合は、資料請求で届く書面に金額が明記されているかを確かめる
- 講座名で厚生労働省の教育訓練講座検索システムを引き、指定を受けているか確かめる
- 指定が確認できたら、区分(一般・特定一般・専門実践)まで見る
3と4の具体的な手順は厚生労働大臣指定講座かどうかから確かめるにまとめました。給付ページの書き方そのものの違いは教育訓練給付金の通信講座は表示の読み方で決まるにあります。
資料請求は、足りない情報を確かめたいときに
料金表と教材の内容だけで比較できれば、先にその情報を使えます。紙の教材見本や、希望する受講条件の説明が必要なら、資料請求や相談を使って確認します。
資料を待つ場合は、「希望コースの税込総額・教材送料・追加費用・有効期限が分かるか」「いつ届くか」を確かめておくと、他校との比較を進めやすくなります。資料請求と有料の受講申込みを混同せず、申込前に費用と条件を読み直してください。
受講料の見せ方だけでなく、解約・返金の条件を書く場所も6社で違いました。数えた結果は解約・返金の条件を6社で確かめた、書く場所が違ったにまとめました。
この記事で確かめたこと
- 原文から引用した文
- 7件
- 出典
- 5件(法令 1)
- 更新
引用が出典の原文と一致するかを、公開後も機械で照合しています。確かめ方は運営者情報にあります。