学びの支度

教育訓練給付金の資格一覧|どの資格に講座が多いか

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2026/10/14更新 2026/8/24公開

資格名だけで給付講座を決めず、先に目指す仕事と通える学び方を決めてください。 厚生労働省の資格別一覧では、専門実践は看護師と介護福祉士、特定一般は介護支援専門員と大型自動車第一種免許の講座が目立ちます。ただし指定は資格や学校ではなく、個々の講座に付きます。

この数字は、厚生労働省が2026年8月6日に公表した10月1日付け指定の資料を、8月24日に集計したものです。未来の数を8月に実測した意味ではありません。いま受ける講座は公式検索の使い方から講座名と指定期間を引き直してください。

資料で講座が多い資格の例
専門実践看護師 351講座
介護福祉士 281講座
養成課程。授業・実習の日程も確認する。
特定一般介護支援専門員 340講座
大型自動車第一種免許 249講座
必要な資格・免許と受講場所を確認する。

2026年10月1日付けの指定資料から集計。区分は講座ごとに決まり、資格名や希望する学び方だけでは選べません。

専門実践は、医療・介護の養成課程が上位

専門実践の指定講座は、10月1日時点で3,485講座と公表されました。

専門実践教育訓練給付金の対象となる講座は、これまでに指定したものを合わせると、令和8年10月1日時点で3,485講座となります。

このうち、資格を取るための養成課程は1,953講座です。上位は次のとおりです。

目指す資格講座数
看護師351
介護福祉士281
美容師171
社会福祉士137
歯科衛生士119
保育士111

看護師と介護福祉士で632講座。ここに並ぶ養成課程の約3分の1です。

数の多さは受けやすさとは違います。通える日、実習の場所、学ぶ長さを先に確かめないと、自分には選べない講座もあります。働きながら学ぶなら、夜間・土日・eラーニングの講座数も見られます。希望する資格の条件と合わせてください。

たとえば、仕事を続けながら学びたい人は、講座数より先に「平日の夜に通えるか」「実習の日は休めるか」を見ます。家から近い学校でも、授業が昼だけなら続けにくいからです。まず通える日を決め、それに合う講座を探すほうが、申し込んだ後の予定を立てやすくなります。

特定一般では、運転免許の講座が多い

特定一般は同じ10月1日時点で1,532講座です。

特定一般教育訓練給付金の対象となる講座は、これまでに指定したものを合わせると、令和8年10月1日時点で1,532講座となります。

上位には、介護に関わる課程と運転免許が並びます。

目指す資格など講座数
介護支援専門員340
大型自動車第一種免許249
特定行為研修248
中型自動車第一種免許138
準中型自動車第一種免許79

免許に関する7種類を資料から足すと646講座で、全体の42.2%です。普通自動車第一種免許がこの表にあるわけではありません。免許と給付の関係で、取る免許と講座名を分けて見てください。

同じ資格名でも、給付の種類が一つとは限りません。社会福祉士は専門実践137講座、特定一般6講座です。学ぶ中身や長さが違うので、給付の割合だけでは選べません。仕事を休む日があるか、先にいくら払うかも比べます。

車の運転を仕事に使いたい人なら、まず必要な車種を決めます。大型と中型では取る免許が違い、申し込む講座も違います。いま持っている免許や運転経験によって受けられる教習も変わるので、給付の一覧に数が多い免許をそのまま選ぶのは避けましょう。

区分を決めるのは、資格の人気ではない

厚生労働省は専門実践を中長期のキャリア形成に関わる制度として説明しています。

中長期的なキャリア形成に役立つ講座を受講する労働者が支給要件などを満たし、ハローワークで支給申請手続きを行った場合、受講費用の50%(年間上限40万円)を6か月ごとに支給する制度です。

特定一般は早期の再就職やキャリア形成に関わる制度です。

速やかな再就職と早期のキャリア形成に役立つ講座を受講する労働者が支給要件などを満たし、ハローワークで支給申請手続きを行った場合に、受講修了後、受講費用の40%(上限20万円)を支給される制度です。

率だけを見ると専門実践を選びたくなるかもしれませんが、学ぶ長さと支払いの時期が違います。目指す仕事、通える曜日、いつまでに学び終えたいかを書き出してから、各区分の講座を比べましょう。給付は受けた費用の全額を前払いしてくれる仕組みではありません。

まだ資格を一つに決めていないなら、「どんな仕事をしたいか」と「いつから働きたいか」を先に書いてみてください。学ぶあいだの生活費も必要です。長い課程を選ぶときは、受講料だけでなく、通う時間や働けない日がどれほどあるかを家族とも話しておくと、後から選び直さずに済みます。

このサイトで扱う講座も、学校名ではなくコースごとに見ます。パソナのキャリアコンサルタント養成講習は、施設名「生涯キャリア支援協会」で検索しました。専門実践の表示を確認したのは2026年9月15日です。アガルートアカデミーは、4月1日付けの一般教育訓練の資料に3講座が載っています。中小企業診断士、通関士、宅地建物取引士です。いまの指定期間と合うかは改めて検索してください。

資格一覧に出ない講座もある

資格の名前が付かない講座は、資格別の表だけでは見つかりません。たとえばWinスクールには、WEBプログラマとWEBプログラミングプロがあります。4月1日付けの一般教育訓練の資料に載った講座です。資格名だけでなく、分野や施設名でも探してください。

反対に、資格別一覧で講座が少ないからといって、自分が受けられる講座がゼロとも言えません。宅地建物取引士や社会保険労務士の指定講座数は少ないものの、一覧の対象範囲は区分や指定日で違います。0件が出たら、正式名称と検索条件を確かめ、学校へ講座番号を聞いてください。

受講前に、三つをそろえる

  1. 講座名と番号。資格名やスクール名だけでなく、申し込むコースを特定する。
  2. 指定区分と期間。一般・特定一般・専門実践のどれか、開始日が期間に入るかを見る。
  3. 通える予定と支払額。授業・実習の日、入学金や教材を含む税込総額を聞く。

県内に目指す講座がない場合は、都道府県ごとの指定講座数を入口にします。通える隣県や通信の講座も探してください。数は候補を探す手掛かりです。最後は、講座ごとの指定と自分の条件を学校・ハローワークで確かめます。

候補が二つ見つかったら、どちらも同じ日に学び始められるとは限りません。学校に開講日と空き状況を聞き、その日を入れて検索結果を見直します。通える講座が見つからないときは、0件だけであきらめず、検索語を変えて施設名や分野からも探してみてください。

この記事で確かめたこと

原文から引用した文
4件
出典
2件
更新

引用が出典の原文と一致するかを、公開後も機械で照合しています。確かめ方は運営者情報にあります。

紹介した講座の受講料

講座運営会社給付の対象受講料
WinスクールWinスクール一般教育訓練記載なし(理由は下)
パソナのキャリアコンサルタント養成講習株式会社パソナ 生涯キャリア支援協会専門実践教育訓練385,000円(税込) / 別途: 入学金とテキスト代は受講料に含まれます(公式サイトの表記は「養成講習受講料(入学金・テキスト代込)」)。試験対策講座は養成講習とは別に申し込む形で、公式サイトに「試験対策講座は養成講習とは別にお申込みが必要です。」「(※試験対策講座には教育訓練給付金は適用されません)」と書かれています
アガルートアカデミー株式会社アガルート一般教育訓練記載なし(理由は下)
Winスクール
厚生労働省の「一般教育訓練の新規・再指定講座一覧(令和8年4月1日付け・2,286講座)」を検索したところ、施設名「Winスクール」で2件が当たりました。京都府のWEBプログラマ(指定講座番号 2620028-2310012-0・再指定)とWEBプログラミングプロ(2620028-2310022-2・再指定)です。この一覧はその年の新規・再指定分なので、指定講座の全部ではありません。他の講座の指定は厚生労働省の教育訓練講座検索システムで講座名から引くことになります。事業者は公式サイトで専門実践教育訓練にも触れていますが、専門実践の一覧はこちらで確認できていないため、ここでは一般教育訓練の指定として扱っています(2026-09-11 確認) 厚生労働省の一般教育訓練の新規・再指定講座一覧(令和8年4月1日付け)に載っている2講座は、京都府のWEBプログラマ(入学料19,800円+受講料424,600円=経費合計444,400円・通学・8か月)とWEBプログラミングプロ(19,800円+519,200円=539,000円・通学・10か月)です。この2つは一覧に載っている講座の金額であって、他の講座の受講料ではありません。講座ごとに違うので、金額は無料カウンセリングで確かめることになります
パソナのキャリアコンサルタント養成講習
厚生労働省の厚生労働大臣指定教育訓練講座 検索システムで、実施方法を通学3種と通信2種の全部にチェックして施設名「生涯キャリア支援協会」を引いたところ、結果は1件で、区分の表示は「専門」でした(2026-09-15 確認)。事業者が置いている運営主体は株式会社パソナで、公式サイトのトップには「※専門実践教育訓練給付金は、受講者自身が負担する受講料の最大70%が雇用保険から給付されます。(事前申請要・利用要件あり)」とあります。この「最大70%」は事業者の記載なので、記事の本文では使っていません。指定は講座ごとに付くため、申し込む講座名が指定を受けたものと一致しているかは受講者が確かめることになります
アガルートアカデミー
この記事の一覧は資格ごとの講座数を数えたもので、事業者ごとには見ていない。アガルートアカデミーは「一般教育訓練の新規・再指定講座一覧(令和8年4月1日付け)」に東京都で3件(中小企業診断士 1322058-2610012-7/通関士 1322058-2610022-0/宅地建物取引士 1322058-2610032-2)が載っていて、3件とも新規・eラーニング・12か月・入学料0円(2026-09-17に資料で確認)。専門実践の新規指定講座一覧(令和8年10月1日付け)には株式会社アガルートで1件(AI Academy 生成AI実践コース 個別指導プラン 1312074-2620011-9)がある 講座ごとに受講料が違い、給付ページには金額が出ていません。一般教育訓練の新規・再指定講座一覧(令和8年4月1日付け)に載っている3講座の経費合計は、中小企業診断士 1次試験・2次試験対策入門カリキュラム フルが217,800円、宅地建物取引士 中上級カリキュラム フルが129,800円、通関士 入門カリキュラムが107,800円です

受講料は各講座の公式サイトで、税込価格が文章で明示されているものだけを掲載しています。 「給付の対象」は講座の指定であって、受給できるかどうかは本人の側の要件でも決まります。 指定講座でも、雇用保険の加入期間などを満たさなければ支給されません。

出典

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