専門実践教育訓練給付金の指定講座一覧を県ごとに数えた
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住んでいる県の講座の数だけで、目指す資格を諦める必要はありません。専門実践教育訓練の指定講座は東京都813、山形県11と大きく偏ります。ただし県の合計には違う分野の講座が混ざります。まず目指す資格を決め、自宅から通える県まで探す範囲を広げて、講座名と指定が有効な期間を確かめます。
厚生労働省が2026年8月6日に公表した都道府県別の指定状況は、同年10月1日付け指定のデータです。8月に10月の利用実績を測った数字ではありません。現在の指定を調べるときは、公式検索の使い方に沿って講座ごとに引き直してください。
専門実践教育訓練給付金の対象となる講座は、これまでに指定したものを合わせると、令和8年10月1日時点で3,485講座となります。
同じ資格の講座の数ではありません。講座の空きや通える時間も表しません。
県の合計から分かること、分からないこと
10月1日付けデータの県ごとの合計は3,485で、厚生労働省の公表値と一致しました。多い5都道府県は次のとおりです。
| 都道府県 | 指定講座数 |
|---|---|
| 東京都 | 813 |
| 大阪府 | 242 |
| 愛知県 | 186 |
| 北海道 | 170 |
| 福岡県 | 156 |
5都道府県を足すと1,567講座で、全国の約45%です。一方、少ない5県は山形11、山梨12、鳥取14、奈良16、青森17。東京都と山形県の合計には約74倍の差があります。下から23県を足しても577講座で、東京都の合計より少なくなります。
ただし、合計が多い県に目指す資格の講座があるとは限りません。 看護師や介護福祉士などが混じった数字だからです。県の順位だけで引っ越しや申込みを決めず、資格別の講座数を見てから、実際の講座を検索します。
さらに、同じ県の中でも通う時間は違います。県庁所在地の講座と県境近くの講座では、住所からの所要時間が逆転することがあります。県別表は「近い順」の表ではないので、見つけた学校を地図に置き、授業が終わる時刻の帰路まで含めて調べます。仕事の後に通う人なら、最寄り駅からの距離だけでなく、勤務先から教室へ移動できるかが大切です。
自分の候補に変える三つの手順
- 資格・講座名で絞る。 資格名が未定なら、先に目指す仕事と学ぶ内容を決める。県の総数だけで選ばない。
- 通える範囲を広げる。 住所のある県だけでなく、通学に使える隣県も検索する。奈良県16講座だけを見ず、大阪府242や京都府94も候補の場所を調べる。ただし、それら全部が通える講座という意味ではない。
- 時間と費用を見る。 授業・実習の日、開講日、交通費や滞在費を学校へ聞く。訓練経費に表示された金額と、通学にかかる合計は分ける。
たとえば県内で希望する資格が0件だったら、まず隣県の同じ資格で検索します。次に働きながら受ける方法から通信・eラーニングの指定講座があるかを調べます。実習がある資格は、オンライン授業の有無だけで通学不要とは判断できません。学校へ実習場所と日数を聞いてください。
その際、検索で0件になっても、資格の正しい名前と入力欄を見直してください。資格名の略称で見つからず、分野や講座名からなら見つかる場合があります。対象の課程が別の給付区分にある可能性もあります。どの条件で0件だったかを控えると、学校やハローワークへ確かめるときに話が早くなります。
県外の学校を選ぶ場合も、給付の手続き窓口は住所を管轄するハローワークです。申請の手順で申込前に確かめることを分けられます。学校の所在地と申請窓口を取り違えないようにしてください。
候補が二校まで絞れたら、学校名ではなく講座名・番号を横に並べて比べます。片方の講座の料金が安くても、週に何度も県外へ通えば交通費と移動時間が増えます。実習だけ別の場所へ行く課程なら、その日数も学校に確かめます。給付で戻る可能性がある費用と、自分で負担する移動・滞在費を別の欄に書くと、支払う合計を見誤りにくくなります。通学日程が決まっていない段階では、交通費を確定額として計算しないでください。
数は入れ替わる
同じデータにある前回からの増減を見ると、東京都は804から813へ、山形県は12から11へ変わりました。東京都は新規53講座と指定外44講座があり、差し引き9講座増です。山形県は1講座減です。総数が大きく変わらなくても、中身は入れ替わります。
次にすることは、希望する資格・県・受講開始日を入れて講座を検索することです。 見つかった講座の番号と指定が有効な期間を控え、学校へ開講日と通える時間を確かめます。県別表はその検索範囲を決める入口として使ってください。
学校へ連絡するときは、検索結果を画面に残しておくと便利です。「この講座番号で、いつから始まる回を受けたい」と伝えれば、別のコースの料金や時間割を聞いてしまう行き違いを防げます。遠方の講座なら、授業のたびに通うのか、実習だけ現地へ行くのかも質問しましょう。こうした点が分かって初めて、家から通える候補かどうかを決められます。
まだ学校を決めていないなら、まず「何を学びたいか」「週に何日なら通えるか」を紙に書いてみてください。県の数が多いか少ないかは、その後で見るものです。候補が見つからないときも、別の県、別の開講日、通わずに学べる方法を順に探せます。どこを探したかを残せば、同じ検索を何度もくり返さずに済みます。
候補を見つけたら、そこで初めてその学校の案内を読みます。名前が似たコースでも、通う日や学ぶ月の数が違うことがあるためです。自分の暮らしに合うかを一校ずつ見てください。
この記事で確かめたこと
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